ジャイアニズム |
〜 やられっぱなし武勇伝 〜
※ ジャイアニズムは決してサディズムではありません。「愛情」と書いて「ジャイアニズム」と読むのです。
第5回 | とある男の、とある一日における発言集 |
「ちょっと後ろ向いて♪・・・関節技をかけてあげるから。」 ・・・私はドMですか。 「お前は一度、土から出直せよ。」 ・・・私の原材料は「土」ですか? 「俺は『人をいじめる行為』には快感を感じない。 ただし、人をいじめているときの俺は『カワイイ♪』とは思う。」 ・・・それがジャイアニズムにつながるのだとか。 「医者に腹を開いてもらって、胃を塩でもんで、液キャべで洗浄してもらえば治るよ。」 ・・・二日酔いの治し方とのこと。 「とりあえず・・・ お前、肩をはずせ。」 ・・・とりあえず、の意味がわかりません。 「よ!コンソメ! さすがは俺がコンソメに任命した男だねェ。」 ・・・コンソメという役職が存在します。 「お前、銅像になれ。そしたら川に流してやるから、ナイル川まで行ってファラオに会ってこい。 帰り道にサバンナに寄ってライオン狩ってこいよ。」 ・・・ムチャクチャですよ・・・ 「だから言ったろ? 『よけたら当たる』 ・・・ってな。」 ・・・条件反射です。痛い。 「だから言ったろ? 『よけなきゃ当たる』 ・・・ってな。」 ・・・じゃあ、どうすれば? 「最近のお前は全然おもしろくねぇ。」 ・・・ハァ、そうですか。 |
第6回 | ハイ、私が悪いのです。 |
とあるバンドのライブが近い。 そう、T長のバンドだ。 今回は勉強がてらスタジオ練習を見学させてもらうことになっていた。 朝9時半に集合とのこと。 ところが前日の朝4時すぎまで酒を呑んだくれていた私は、その時間になっても体が動いてくれない。 しかたないのでメンバーのSにメールする。 「カラダが動かないので、スタジオ見学は次回に。すまぬ。」 夕方に復活してまたメールすると、事務所で打ち合わせをやってるらしく、夜の7時すぎに結局3人とは合流した。 T長は開口一番、 「やっぱ作家大先生はちがうねぇ〜!」 「あ・・・今朝は申し訳ない。」 「さすがに先生様はちがうねぇ〜、10時間の遅刻ですか?」 「いや、ホントごめん・・・。」 「さすが、ぼーずまん様くらいになるとちがうねぇ〜!」 冷や汗が落ちる。 いつものイヤな予感だ。 「え〜と・・・ とりあえず4択を選ばせてやるよ。」 「え? 4択?」 「え〜と・・・ @左手薬指。」 「は?」 「A・・・右手中指。」 「ちょ、もしかして・・・」 「B、右足親指。」 「・・・。」 「それから・・・C、左足首。」 「えーと、その4択って・・・」 「一番オマエが使わないパーツはどれだ? とりあえず折るから。」 ・・・ その日は一日中、ず〜っとこんな感じでしたとさ。 ハイ、私が悪かったのです。 とほほ・・・ |
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お前の物は俺の物。 俺の物は俺の物。 |
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