〜 偉人たちの素敵な足あと 〜
|
第5回 ボジソン 〜 歴史の影に封印された発明王 〜 |
|
1938 ・・・ 茨城県にて生まれる 1948 ・・・ 初恋の相手は小学校の担任 1982 ・・・ エジソンに心酔。 改名。 1985 ・・・ 発明癖にとりつかれる 2003 ・・・ 行方不明に |
||
歴史の闇に葬られた真の発明王。 あくまで自称。 茨城県の農家の家に生まれる。
本名は「諸星 彰一郎」らしいが、これも定かではない。
彼の人生の転機は44歳のときである。
会社員として会計課に勤めていたが、犯人不明の横領事件が発生。 倒産してしまう。
その後、なぜか大金を持った彼は名を「ボジソン」と改名。 エジソンに憧れていたから・・・である。
莫大な資金を全て趣味の発明につぎこんだ。 当時の主な発明品は次のとおり。
・英会話学習用のテープが内臓されたガ○ダムプラモ (製作費 2億円)
・糸に万国旗が付けられる糸電話 (製作費 1億5000万円)
・女性用下着「Sバック」 (苦情が相次ぎ製造中止)
・ニセ千円札 (一枚あたりのコスト 3万5000円)
・消しゴム付き耳かき (一部のマニアにウケたらしい)
この時期の発明だけで何十億という金が消えたのだとか。
1990年・・・ ボジソン52歳。 このころから新宿や六本木のキャバクラにはまる。
彼は100万円の札束を「女の子にモテるマシーン」と名付ける。 効果はそれなりにあったとか無かったとか。
2003年に破産。 ニセ札と密造酒が警察にバレて逃亡の身となった。
冬・・・ 彼の最後の発明品であるピンク色のドアをくぐる後ろ姿が最後に目撃されたボジソンである。
「私の最高の発明品は
君のかわいい笑顔だよ。」
〜 ボジソン 〜
☆ バックナンバー ☆
第1回 ボリストテレス 第2回 ボーツァルト
第3回 西郷 丼 第4回 コロンボス
第6回 坊之津 満成 第7回 ボイチンゲール
第8回 ボゥジュマーヌ 第9回 坊津田 信玄
第10回 ムリー・ナントカネット 第11回 ウォルト・ボズニー
第12回 海山坊山
トップページ BACK
Project of YONENJO