知ってるつぼり !?

 〜 偉人たちの素敵な足あと 〜


   
       

  
    第7回

 ボイチンゲール



   〜 世界初のエロカッコイイ女 〜



          1820   ・・・  風俗王・ジャッキー小山田の長女として生まれる。

          1838   ・・・  18才にして夜の世界へ。

          1841   ・・・  世界初のコスプレ風俗店を開く。

          1880   ・・・  還暦にしてまだ現役。


          1910   ・・・  90歳。現役のまま死去。


 

 
ナースプレイの先駆者。 「白衣の堕天子」として夜の街で名を馳せた。

 1820年、当時の「風俗王」ことジャッキー小山田の長女としてイギリスだかどこだかで生まれる。

 18歳にして早くも夜の街にデビュー。 持ち前の美貌とセクシーフェロモンで男たちを骨ヌキにしていった。

 ボイチンゲール21歳。 彼女は世界で初のナースコスプレ専門店
「まるごとクリニック」の店長となる。

 このとき、父であるジャッキー小山田は欧州全土にその名を知らぬ者はいない「風俗皇帝」として、君臨していた。

 彼の教えは

 「カッコイイ女になれ。だがエロが無くてはダメだ。プレイ中に戦争をする者はいない!世界平和はお前にかかっている!」

 というワケの分からないものであったとか。


 戦火が激しくなり、負傷兵の帰国が増えてきた。

 彼らは本物の病院と間違えて次々と「まるごとクリニック」に来てしまった。

 しかし、そのまま常連客になってしまった者が大半だったという。

 「診察券」という名の「会員券」が家庭のある軍人たちに好評だったのだ。

 
 ある時、患者・・・ いや、客がボイチンゲールを見てこう言った。

 「お。おネエちゃん、えらいセクシーやなぁ。」

 「あら嬉しい☆ でもカッコイイ女にも憧れているのよ。」

 「いやいや、カッコイイとこもあんねんなぁ。エロカッコイイってヤツやな。うん。」

 
世界初の「エロカッコイイ」がここに誕生した。

 まさか1世紀以上も経ってから、それが流行語大賞にノミネートされるとは誰も知るよしもなかった。

 
ただ1人、ジャッキー小山田を除いては・・・



 1910年、90歳で死去。 常連客によると、彼女は最後の最期まで現役だったという。



  
「真の世界平和に必要なのは
      風俗店とほんの僅かな愛だけでよいのだ。」

            
      〜 ジャッキー小山田 〜



 
☆ バックナンバー ☆

  
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