〜 偉人たちの素敵な足あと 〜
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第8回 ボゥジュマーヌ 〜 たぶんフランスの思想家 〜 |
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1591 ・・・ 生まれたっぽい。 1618 ・・・ 人生の迷子になる。 1632 ・・・ 本当に迷子になる。 1672 ・・・ やっと間違いに気付いて死去。 |
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フランスの思想家。 あくまで自称。 実際には無職だと思われる。
1591年、普通の家に生まれる。 父は自称「政府の関係者」、母は自称「作家」であった。
彼は10代のころから哲学やら心理学やら保健体育やら保健体育やら保健体育等に目覚め、さまざまな活動に参加していた。
20代になると、酒と女に溺れて自称「思想家」を名乗るようになる。
このときに知り合ったのが、のちの大親友であるモロチン・ルターである。
のちにボゥジュマーヌは言う。
「真の友人と出会うのはパチンコ屋でなくした500円玉を見つける事よりも難しい。」
ボゥジュマーヌ41歳。 彼は自称「作家」の母の影響で本を書き始める。
モロチン・ルターの双子の弟であるギロチン・ルターと共同で出版したのが、かの有名な「下町食べある記」である。
のちにボゥジュマーヌは言う。
「本当に素晴らしい文章を空腹で書けるのは神か悪魔しかいない。」
まったく売れなかった著書を片手にボゥジュマーヌはどんどん人生の迷子になっていく。
そして医者に酒をやめるように言われるくらいにボロボロになっていった。
のちにボゥジュマーヌは言う。
「人間の根本に抱えた疲労を取り除くのは酒か女の温もりである。」
ある日、ボゥジュマーヌは急に命を狙われるようになる。
どうやら自称「政府関係者」であった父のせいらしい。
1672年、ついにボゥジュマーヌは居酒屋にて暗殺者の手にかかり、命を落とす。
意識が無くなる間際、彼は暗殺者の顔を見た。
なんと無二の親友であったモロチン・ルターであった。
ちなみに死因は「急性アルコール中毒」だったとか。
人生と友情は酒臭いくらいが丁度いい。
〜 ボゥジュマーヌ 〜
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